櫛田亮介選手のハンドボールスクールが21日～23日の3日間行われトランジスタからも協賛させて頂きました。夏以来2回目のスクールになる渋谷幕張高校ハンドボール部のみなさんが3日間のコーチングをうけました。そこで最終日にスクールに参加させて頂きましたのでその様子をご紹介です。

今回のハンドボールスクールでは順天堂大学の選手にも参加して頂きました。

今回、順天堂大学ハンドボール部のみなさんもスクールに参加致しました。この春から実際に指導者になるメンバーということで、これから自分がどうやって指導するかなど、みんな真剣に楽しみながら学んでいました。

日本トップリーグの選手がハンドボールスクールを開催し、それに大学生もサポートして将来の自分の指導に活かす。とてもいい形のスクールになったのではないでしょうか？この流れを続けていければ、日本のハンドボール界のレベルはもっと上がっていけるのではないかなと思いました。

いよいよスクールスタートです。

まずは、みんな集まって昨日までのおさらいと本日の内容を説明する櫛田選手。生徒ももちろん真剣です。

順天堂大学のみなさんも、ミーティングに参加して真剣に話を聞いてました。

さて、いよいよ開始ですが、その前にしっかりストレッチやアップを行います。指導する側ですがしっかり準備している姿はさすがトップアスリートと感じました。

時間制限・ミーディング・何故そうなるのか？と褒める

今回櫛田選手のスクールに参加させて頂き、感じたことが3つあります。

1、練習一つ一つに時間や本数などしっかり作る。
2、ミーティングして、選手に課題を的確に伝える。
3、出来た理由を説明し褒める。

1、練習一つ一つに時間制限をしっかり作る。
練習に入る前に「それじゃ、5分やってみよか！」や「これ10本いこか！」などとにかく時間や本数などで、区切って練習内容を組み立てていってるのが印象的でした。それに合わせて選手のみんなも短い時間に集中して、なぜその練習をするのかというのも伝わっており、一つ一つの練習内容に集中して取り組むことが出来ている様子でした。

2、ミーティングして、選手に課題を的確に教える。
練習前や新しいセッションに移る時などは、ほぼ必ずミーティングを入れて指示や、何でこの練習をやるのかなどを簡単に説明してから行動にはいります。生徒はその内容がなぜ大事かを理解してから練習に入るので、迷いなくプレーに集中出来ます。

とくに凄いと思ったことは、少し難しいセッションで選手が混乱したとします。そうゆう時も、全体の空気を読み一度集合し、ミーティングを一つ入れて、仕切り直します。
ちょっとブログでは伝わりづらいのですが、練習中の空気の読みや、指示の仕方、ミーティングで選手に考えさせるタイミングが絶妙です。

3、出来た理由を説明し褒める
人間は褒められれば嬉しいものです。ただ櫛田さんの褒め方にも勉強させられました。
例えば。

櫛田選手「ナイスプレー！今○○がブロックをかけてやったから打てたんやで！分かるか？」
生徒「はい！」
櫛田選手「すげぇ、いいプレーや！ナイスプレー」

といった感じで、ただのナイスプレーではなく、何がナイスプレーなのかと、ポイントをしっかり伝えて褒めてるのが印象的でした。

他にもまだまだ伝えたい内容がたくさんありますが、この3つが特に印象的でしたのでピックアップさせて頂きました。

そして練習試合。

練習試合はやはり盛り上がりました。

練習試合で今まで教わったことを、実戦に取り入れて行ってるのがとても見ていて素晴らしいと感じるところでした。

順天堂大学のみんなも加わり練習試合。やはりハンドボールになると、みんな真剣でした。

まとめ

今回自分達が参加したのは、最終日だけだったのですが、夏見た時より格段に上手くなっており、前回より難しい練習もどんどんこなしていっているのが印象的でした。また、練習の合間などにチームみんなで話し合ったりと、心からハンドボールが好きで本気で勝ちたいという気持ちが伝わってきました。

生徒のみなさんには、今回学んだことをしっかり活かしこれからの練習や大会に向けて頑張ってほしいです！我々トランジスタも、もっと色んなイベントなどを通してハンドボール界に少しでも貢献出来るように頑張ってまいります。

最後に櫛田選手本当にいい機会を与えて下さりありがとうございました！

櫛田選手も今回のスクールについてブログを更新してます。ぜひご覧ください。
渋谷教育学園幕張中学校・高等学校ハンドボール部・ハンドボールスクール
もっと上を目指したいチームは、櫛田選手のハンドボールスクールを受けてみてはいかがでしょうか？