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藤本純季(トヨタ車体)公式コラム「ふじもん日記」|【第3話】「ふじもん’sハンドボール~前編~」

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どうもふじもんです。

これまで2回に渡り更新してきた「ふじもんハンドボールヒストリー
この2回で少しは僕がどのようなハンドボール人生を歩んできたか知って頂けましたでしょうか?

前回からかなり空いてしまいましたが、さっそく第3回のコラムを書いていきたいと思います。
今回から本格的にハンドボールについて書きたいと思います。

題して「ふじもん’sハンドボール

今回からはハンドボーラーならみんなが知りたいシュートについて。そして今回は自身のポジションであるサイドシュートについて書いていきたいと思います。今回書いていくのはあくまで僕個人の考え方ですので、参考程度にしてくださいね。

ではさっそく本題へ。

「飛び込み」を意識するだけでシュート確率は上がる

サイドシュートにおいて、僕が特に大切にしていること。
それは

シュートへの飛び込み

です。

「えっ!シュートじゃないの?」と思ったそこのアナタ!!
それ伸びしろですね〜(じゅんいちダビットソン風)

はいっ。ということで、もしこれまで「飛び込み」を強く意識したことがなかった人は、これを意識するだけでシュート確率がかなり向上すると断言できます!!
嘘じゃないですので是非チャレンジしてくださいね。笑

分かりやすくする為「飛び込み」を前後2つの局面に分けて説明したいと思います。

まずは「飛び込むまで」の局面です。

サイドシュートの「飛び込み」に関しては、ボールをキャッチしてから飛び込むまでが早ければ早い程、GKは準備する時間が短くなりシューターが有利になります。その為ボールをキャッチしてから、いかに早く飛び込むかが重要です。

そしてこのような「飛び込み」をする為には3歩でジャンプする能力が大切となります。
今回はコーナーの位置に立って待っている場面から、左足でジャンプするまでの1歩ずつの使い方を特別に説明したいと思います。

まず両足を揃えた位置から踏み出す1歩目。
これは左足を踏み出します。そしてこの1歩目で「踏み切る位置」や「飛び込む方向」を決めます。

そして次に出す右足。
この2歩目は「加速」に使います。

そして次に出す左足が3歩目。これがジャンプの「踏み切り」になります。

方向を決め、加速し、踏み切る
このように踏み出す一歩一歩に意味があります。

そしてこの3歩の中の、どのタイミングでボールをキャッチするかもポイントになります。
ボールをキャッチしてから1歩目を踏み出すと飛び込みとしては遅くなってしまいますし、角度もつけにくくなります。

そこで僕自身が考えるベストなタイミング。
それは自分の方にボールが来ていることを確認しながら1歩目を踏み出し、2歩目で加速。そして「3歩目を踏み出しながらボールをキャッチ」し踏み切る。
このタイミングで飛び込むことでサイドDFは何も出来ません。動いて接触してくると7mスローになります。この踏み切りがサイドプレーヤーにとってのベストな飛び込みだと思います。

これが出来ればもうあなたは立派なサイドプレーヤーです。笑
ということでここまでが「飛び込むまで」のポイントとなります。

もうここまででサイドシュートの練習をしたくなってきた頃じゃないですか?
もしかしたらこの記事を読みながら3歩動いた人もいるんじゃないでしょうか!
「それぐらい知ってるわ!」って方も広い心で引き続き読んで頂けたらと思います。笑

「〇〇〇〇」を意識すればシュート確率はもっと上がる

ここからは「飛び込んだあと」の局面について説明します。

まず、ここで大切になってくるのはどのような「ジャンプ」をするかです。
「ジャンプってそんなに種類があるの?」と思われた方。まだまだサイドシュートを知り尽くせてませんよ。

ということでさっそく解説へ。
「飛び込み」のジャンプに関しては、大きく分けて2つのポイントがあります。

ジャンプの「方向」と「角度
この2つが「飛び込み」のジャンプの重要なポイントとなります。

なぜこのようなことを意識しないといけないのか・・・
少し頭の中で思い出してみてください。

GKがシュートを止める時に意識することは何でしょうか?
GKが簡単にシュートを決められた時、先生に「〇〇が悪い!」ってよく怒られてませんでしたか?

そう!答えは「位置取り」です。

ではシュートを外した時、先生に「位置取りが悪い!」って怒られたことはありますか?
おそらく、ほとんどの人がないと思います。僕も言われたことないですし。笑

でもGKが「位置取り」を意識しているのに、シュートを打つ方がそれを意識していないのは変な話だとは思いませんか?

GKが良い「位置取り」が出来ると、シュートをセーブしやすいように、シューターも良い「位置取り」が出来れば、GKも位置を合わせにくくなり、シュートを決めやすくなる!というのがここで僕が言いたいことになります。

その為に大切になってくるのが、前述した「飛び込みの早さ」と、その後に書いた「ジャンプの方向と角度」になります。

踏み切りのスピードについては前述した通り、キーパーが準備する時間を短くする為ですね。
でもいくら飛び込みが早くなったからといって、毎回同じ方向、同じ角度にジャンプしていてはGKも慣れて位置を合わすようになりますよね。だからこそ、このジャンプする「方向」と「角度」が重要になってくるわけです。
なんとなく僕が言いたいことは分かって頂けたでしょうか?

ここまで理解して頂けたところで今回のコラムはここまで。笑
次回からはこの「方向」と「角度」について詳しく説明します。
そしてシュート局面について書いていけたらと思います。

TRANSISTAR横浜店に行きました!

TRANSISTAR横浜店に行きました!

次回もみなさんに血眼になりながら読んで頂きたいので、このあたりで焦らしておきたいと思います。笑
ということで第4回のコラムもお楽しみに。

また今週も試合があります。
トヨタ車体 BRAVEKINGS の応援もよろしくお願いいたします。

それでは。

☆ふじもん☆

【試合告知】
11月3日(木・祝) 愛知県・中村スポーツセンター
15:15~ 大同特殊鋼×トヨタ車体

11月5日(土) 佐賀県・神埼中央公園体育館
15:00~ トヨタ紡織九州×トヨタ車体

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【第1話】僕のハンドボールヒストリー~中学・高校編~
【第2話】僕のハンドボールヒストリー~大学編~

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